三ヶ月検診を終えて

以前のエントリーでお話しした通り、今年の春、私にがんが見つかりました。
幸いなことに生検の結果は良好で(ステージIでセミノーマ、脈管浸潤なし)、摘出手術後は五年間の経過観察となりました。

そして術後三ヶ月が経過し、先週4日に定期CT検査と採血で、自分の誕生日を挟んだ一週間後の今日、主治医の診察でした。

定期検査の結果、画像で異常は見あたらず、腫瘍マーカーの数値も正常でした。正直、ほっとしました。こんな面構えだと「緊張なんかするの?」とか言われることもあるのですが、ほっとしたということは、自分でも気づかないところでどこか張り詰めているんでしょうね。

とりあえず、ここから二年間はこのルーティンをこなして、その後三年間は経過次第で半年に一回に減らしていくかもしれないとのことです。

主治医が「口を酸っぱくして伝えているんだけど、どうしても来なくなっちゃう人がいるんですよね…」と言っていましたが、来なくなる人の気持ち、なんとなくわかります。だって、聞かない内は現実にならないんですから。今回の件でいかに自分がフィクションの自由性や自在性みたいなものに依拠しているか、ほんとによくわかりました。きっと、優しい人なんでしょうね、来なくなっちゃう人は。

次回検査は三ヶ月後の12月です。主治医に「なにか自分でもできる予防法とかあります?」と聞いたら、「ぶっちゃけ自信持ってお伝えできるものはないんですよね(笑)」と言われたので、あっさり主治医を信じました。

診察後、高円寺駅近くのカフェで一息いれていたら、カフェのテレビニュースで同時多発テロの特集をやっていました。9.11からもう20年だそうです。あの時、自分がどこでなにをしていたかはっきり憶えていますが、唖然とした感覚の方はもっとはっきり憶えています。憶えていますし、思い出せますし、忘れていられます。感覚も、優しいんですかね。

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