大阪弾丸出張の巻

三月も下旬になり、最近すっかり暖かくなってきませんね。いかがお過ごしでしょうか。

弊社は今月すでに諸々動きがありました。三年間勤務してくれた学生事務アシスタントさんが大学卒業にともない卒業、以前から仕事関係なくお付き合いのあった看護師さんがいおりに入職、アドバイザリー契約を結んでいるクライアントさんの商品が前年比で大幅売上アップ、などなど。

そんな中、大阪に弾丸出張してまいりました。もうかれこれ4,5年くらいお付き合いのある大阪のKさんとは以前から「何か一緒にできないかな」と話していたのですが、百聞は一見に如かず、お招きいただき、ついに事務所におじゃましてまいりました。

前夜に幹部の皆さんと会食しながら皆さんのおもいを聞いて、翌朝は始業時のカンファレンスから立ち会わせていただきました。とてもエモーショナルな時間でした。素晴らしいリーダー、素晴らしいチームだなと。

実は近しい人には以前からKさんについて色々お話しています。個人的にKさんは、これから10年20年たった時に新しいロールモデルとして目指されるような人なんじゃないかと思っています。凄まじい才能を持っている訪問看護師さんだと思います。
いいところはいくつも語れるのですが、まず何よりも個人の「自由」や「尊厳」を察知するセンスとスピードがずば抜けていること。これって本読んだり勉強したりの一朝一夕では身につかないので、今までのKさんの生き方がそのまま反映されているのだと思います。利用者さんにたいしてはもちろんそうでしょうし、何人かスタッフさんをインタビューさせてもらった時に「指摘や注意はするけれど、絶対にスタッフ本人を悪く言ったり貶めたりしない」と複数のスタッフさんからうかがいました。それはそうだろうな、と。Kさん本人を知っているとよくわかります。実際、スタッフさんがいない時も、そういう言葉を一度たりとも聞いたことがないです。
つぎに、世俗的な意味での野心がまったくないこと。これ自分もそうなのですごく共感します。そういう種の野心を原動力にしてうまくいく人もたくさんいるし、全然否定するわけじゃないです。でもKさんを突き動かしているのはあきらかにそういうものではないですね。きっと根源的に「怒り」に近い何かがあるんだと思います。ファイティングポーズをとる。でも反動としての「怒り」を利用してそのまま闘うことは、本当の闘いにならないことを知っている感じがします。

まだまだKさんがかっこいいなと感じるところはありますが、このくらいで。

もうすでにKさんは、行政や福祉と独自に交渉しながら、様々な不利をうけている人や不当な立場に追いやられている人へのリーチ、その道づくりを始めています。

弊社の知恵と技術を惜しみなく差し出したい人です。
是非、伴走させていただきます。

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