ご存じのように“ナーシングケア いおり”はこじんまりしたステーションです。
そもそもSkyhookは、デザインラボとケアステーションの掛け合わせで何か面白い展開ができないか、ステーションから地に足のついた目と手でケアを提供しながら、デザインラボからの飛び道具で解決できることはないか、そんな着想でつくった会社です。店舗展開を主軸としていませんし、そんな勝負に勝てるわけもないので、一緒にやりたいと思える素敵な方と出会えたらその分だけ広げていく、そんなもぞもぞした歩みのままおかげさまで7年目に突入しています。
そこで。たまには、こじんまりステーションゆえに成長してくれた(せざるをえなかった?)スタッフたちの自慢をふたつだけしたいと思います。
ひとつめ。
こじんまりしていると、スタッフ同士の距離が近いです。よくもわるくも(笑)。ただ、これの間違いなくいいところは、どれだけ人に助けられてるか実感できるところです。空中分解さえしなければ必ず「ありがとうございます」と「よろしくお願いします」が増える職場になります。そうじゃないとチームとしてやっていけないし、そのくらい相手の力を借りていることが(距離が近い分)いずれよくわかるようになるからです。このチームは自分のチームであり維持させる責任が自分にはあるんだ、そう思ってくれている気がします。
ふたつめ。
いおりには常勤の事務さんがいません。スタッフ全員動けない時は役員がフォロー対応しますが、基本的にステーション業務はスタッフたちで手分けして担っています。電話対応、連携先へ報告、計画書報告書、指示書依頼、スケジュール作成などなど…まだまだありますよね。なので、いおりのスタッフは全員、ひと通りの訪問看護業務を体感しているはずです。その全部をこなせなくても「こういう一ヶ月のルーティンで訪問看護ステーションが成り立っているんだな」ということを知っているので(もちろんいまのスタッフたちはずっといおりにいてほしいですが)、よそのステーションさんにいったら重宝される可能性大です。お客さん気分のスタッフはいません。
ふたつばかり、ひそやかな自慢をさせていただきました。
ってことは、これからいおりに入ってきてほしい人も、そういう人なんです。これからどんな人と出会えるのか、どんな人と一緒にやれるのか、とても楽しみにしています。